ななちゃんをお迎えするきっかけをお話ししましょう。
オカメインコは前々から飼いたかったのです。しかし、なかなか家族から了解を得られなかった。何ヶ月もかかってどうにかこうにか説得し、お迎えが決まりました。
説得に時間がかかっている間、いろんなオカメを見て回りました。田舎住まいの私が直にオカメに接する機会はありません。すべてネットです。サイトやブログを徘徊することで、オカメインコにもいろいろな種類がいることを覚え、自分の好みもわかってきました。全体的に黄色っぽいのが好みなようです。黄色といえばルチノー、白オカメとも呼ばれる品種。
オカメインコの種類は黄色とグレーの色素の組み合わせで決まります。顔が黄色っぽく、体がグレーがノーマル種。グレーの色素が抜け、黄色だけが発色したのがルチノー。
好みを考えるとルチノーになります。…が、ルチノーには問題があったのです。それは、ハゲがあること。冠羽の下あたり直径1センチほど、地肌が見えてしまっているのです。生オカメを見る前の私は、ハゲはちょっと…と思ってしまいました。(今は何も思いません)
そこで、全体的に黄色の品種を探しているときに見つけたのがななちゃんなのです。譲っていただいた先には、ななちゃんの他にも兄弟がいました。希少価値からすれば、兄弟の方が上でした。が、ななちゃんの写真に一目惚れしてしまった私は「絶対!この子!」と決めました。
ななちゃんは挿し餌中でしたので、実際にお譲りいただくまで1ヶ月ほどありました。いざ、送っていただく段階になって、先方から電話が。なんでも、ななちゃんが足をくじいてしまったとのこと。「同じような子がいますので、他の子を送りましょうか?」と言われたのですが、断りました。その時にはすでにななちゃんの名前を決めておりましたし、どうしてもななちゃんがよかったのです。結局、怪我の回復を待って、ななちゃんは我が家にやってきました。
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